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子どもにもっと野菜を食べてもらう、11の方法(後編)

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 この記事は、 「子どもにもっと野菜を食べてもらう、11の方法(前編)」 のつづきです。 6.食感を変える 野菜の食感が嫌い、 という子どもも多いと思います。 そんなときは、 ブレンダーなどを上手に使って、 クリーミーな食感にしてみましょう。 スープなどは良い例です。 野菜をコトコト煮たら、 最後にブレンダーにかけてスムーズな口当たりにすると、 おいしく食べてもらえるかもしれません。 7.手で食べてもいい! 食感だけではなく、 触感も楽しみましょう 、 ということです。 我が家の息子は、 お箸を使えるようになった時期、 食事のとき、 右手にはしやフォークを持ち、 左手は素手を使って食事をしていました。 手が汚れるし、 食事のマナーとしてはあまりよくないのですが、 その方が食べやすくておいしいのかなと思って、 あまりとやかく言わないようにしています。 食べることが苦行になってしまっては、 普段食べない野菜なんて 絶対食べてもらえません。 楽しく食べる方法を考えて、 時には手を使って食べてもいい! というくらいの気構えが必要です。 8.お弁当に入れる 家では食べなくても、 お弁当に入れると食べてくれることが多いです。 母親に文句を言えませんからね。 食べるしかありません。 しかもお昼っておなかが空きます。 なので、まず お弁当に入れてみましょう 。 9.メニューを決めてもらい、一緒に作る 子どもに主導権を与えて、 食事の内容を考えるときに、 レシピ本などを見ながら、 何を食べるのかを、 子どもに決めてもらいましょう。 すると、 子どもは 「自分が決めたんだから」 という自意識が芽生えて、 親が一方的に出すよりも、 よく野菜を食べてくれるはずです。 料理を一緒に作るというのも、 野菜を食べるきっかけづくりに 重要な役割を果たします。 簡単なことでいいのです。 たとえば、 私の息子は、 最初は、 豆腐を切る、 うどんを鍋で混ぜる、 というようなことからはじめました。 今では、 自分の野菜炒めや パスタのソースを作ったり、 私の朝食を作ってくれたり(オートミールとチャイティー) こともできるようになりました。 10.子どもに感想を聞く 食事の際に、 味や食感について、 子供からも意見を聞いてみましょう。 すると予想以上に おもしろい意見を聞くことができます。 たとえば...

子どもにもっと野菜を食べてもらう、11つの方法(前編)

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大人が何も言わなくても、 子どもが、出した野菜を全部食べてくれたら どんなにうれしいことでしょう。 特に、お肉や魚を食べる生活をしていると、 野菜はわき役で、 残されることも多いと思います。 また、大人でも、 例えば男性って、 お母さんが作ってくれたものや、 自分が食べて育ったものが好きで、 新しい野菜や、 食べなれない料理に 抵抗感を示す人も多いと思います。 徐々に野菜を増やしていって、 将来的には 肉や魚を使わない食事を子供に食べてもらいたい、 家庭でヴィーガン食を楽しみたい、 という方に、 役に立つ方法を列挙してみました。 1.とにかく早く始める 離乳食の時から、 本物の野菜の味を覚えてもらいましょう。 なんでもいいのです。 とにかく、 加工されていない、 味付けのされていない、 いろいろな野菜やフルーツ、 穀物をつぶして、 味わう機会を与えましょう。 本物の野菜の味に親しんでいれば、 ヴィーガン食が当たり前になり、 「どうやって野菜を食べてもらおう」 という悩みは全くなくなります。 2.「外はカリッと、中はほくほく」にする 野菜は、 調理方法で 食感も味もおもしろいくらい変化します。 日本にいると、 野菜は生のまま食べたり、 炒めたり、 という方法が多いかと思いますが、 オーブンでじっくり焼いてみてください。 最初は少しオイルを垂らしてもいいでしょう。 根菜は特に、 オーブンで焼くと、 外はカリッと、中はほくほくして、 とてもおいしくなります。 3.魔法のスムージー スムージーに野菜を混ぜ込んでみてください。 気づかれずに野菜を食べてもらうことができます。 野菜の量を増やしたいときの、 最初の第1歩として使えます。 最初は、フルーツの割合を増やして、 必要なら甘味料も足して。 徐々に野菜の割合を増やしていって、 最終的には野菜とフルーツを、 半量ずつ入れられたら バランス的にスーパーグッドです。 4.楽しくディスプレイする 太巻きをドーンと出すのではなく、 手巻き方式にして、 カラフルな野菜をスティック状に切って、 きれいに楽しくテーブルに並べてみてください。 それだけで気持ちがあがって、 楽しく野菜を食べるきっかけづくりになるはずです。 写真は、ヴィーガンソーセージや焼いたテンペなども並べています。 5.レインボーカラーを心掛ける 食事は、見た目も大切な要...

冷凍すると便利なもの(お店で購入するもの編)5選

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 手作り編に続いて、 お店で購入している冷凍食品をシェアします。 私はアメリカに住んでいるので、 日本のように「そのまま解凍すればお弁当のおかずになる」 みたいな気のきいたカップに入った煮物、 とかはありませんが、 冷凍庫に入れておくと便利でお役立ちなものは たくさんあります。 枝豆 これは、アメリカ(海外)に住んでいる日本人の人なら よくわかってくれると思いますが、 こんなに便利な冷凍食品て、 他にないと思います。 最近は日本食が浸透してきているので、 日系のスーパーにわざわざ行かなくても、 現地の普通のスーパーにも売られています。 皮付きもあれば、 中身だけのものもあります。 ヴィーガンにとっては、 これ以上ないくらい便利な 植物性たんぱく源なんです。 ちょっとした副菜としてもお役立ちですし、 お弁当にもそのまま入れて、 保冷剤代わりに使っています。 これがないと不安になるほど、 我が家の超定番の冷凍食品です。 野菜ギョウザ これは、麺類の時の副菜にぴったりですし、 お弁当にも使います (本当はニンニクが入っているから不向きですが(;^_^A) 中華系スーパーに行くと、 実に様々な種類の野菜ぎょうざが売られています。 毎回いろいろ試して楽しんでいます。  ベジバーグ、ナゲット類(お弁当用) 息子が毎日お弁当なので、 この辺も常にストックしています。 ベジボールとか、 ベジバーグって、 自分で作る時もありますが、 とても崩れやすいので、 お弁当には市販のものを使うことが多いです。 フライパンでさっと焼くだけで使えます。 こういう冷凍食品が気軽に手に入るようになったのは、 菜食が広がっている証拠なので、 とてもうれしいです。 冷凍野菜 これも、 おかずにグリーンが足りないなと思う時や、 買い忘れたときなどに便利です。 グリーンピースは 、カレーやスープに入れます。 ブロッコリーも、 食感がいまいちなので つぶしてスープに入れたりします。 冷凍フルーツ 夏のヨナナス/バナナイスを作る時、 スムージーを作る時などに大活躍します。 マンゴーやベリー類がお気に入りです。 いかがでしょうか。 主婦だって忙しいし、 いつでも新鮮な生鮮食品を準備できるわけではないので、 冷凍食品をうまくつかって おいしい食卓を、手軽に作っていきたいです。

冷凍すると便利なもの6選(手作り編)

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海外に住んでいると、 手に入らないもの、 高価なものがたくさんあります。 また、 ほしい時に作ると時間もかかるし、 面倒です。 なので、 できるものは、 時間のある時に作って冷凍しておくと、 ほしい時にサッと取り出して 解凍するだけで使えるので、 とても便利です。 私がヴィーガンになってから冷凍しているものを紹介します。 とはいえ、ヴィーガンとはあまり関係なく、便利な冷凍食品だと思います。 お稲荷さん 日系スーパーに行くときに、まとめ買いをします。 そして、 お湯をかけて油抜きをして、 めんつゆで軽く煮ます。 落し蓋をするのがポイント。 きつねうどんにしたり、 お稲荷さんにしたり、 たんぱく源として使えます。 市販のお稲荷さんの皮は、 甘すぎて家族は食べてくれないし、 高価なので買いません。 玄米 うちの場合は、 私以外は玄米を食べたがらないので、 毎日のご飯は、 白米を炊飯器で炊いて、 私の食べたい玄米は、 まとめて作って一食分ずつ冷凍しています。 今のブームは、 玄米、大麦、レンズ豆を1合ずつ混ぜたものを、 玄米モードで炊いたものです。 つぶあん これは、海外在住の日本人の人なら、 ヴィーガンじゃなくても 作っているものではないかと思います。 乾燥小豆はアジア系のスーパーに売られています。 小豆500g、砂糖かデーツを300g、が、 最近の割合です。 作った後は、200gくらいずつ冷凍しています。 あんぱん、大福、お汁粉など、食卓が豊かになります。 あんぱん(HB使用) https://cookpad.com/jp/r/21866499 いちご大福 https://cookpad.com/jp/r/19009214 ハーブ類 これは家庭菜園をやっている人なら 「あるある」だと思いますが、 ハーブって、 乾燥ハーブより、 生のハーブの方が断然香りがいいんですよね。 家庭菜園をやっていると、 大量のハーブが同時期に手に入るので、 冷凍しておけば、 ほしい時に新鮮な香りのハーブを使えます。 おやつ(アイス) といっても、材料は超簡単で、 冷凍バナナと、 冷凍フルーツ、 もしくはカカオパウダー、 そして豆乳。 ヨナナス、とか、バナナイス、 とかいう名前でヴィーガン界では 定番おやつとして知られています。 これも、黒いぽつぽつができてきたバナナを 一口サイズに切って冷凍し...

アメリカでのファーストフード・テイクアウト、ヴィーガン的にはこうしよう!

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私は2022年からアメリカに住んでいるので、アメリカでのヴィーガンの食生活も紹介します。 場所に関わらず、こうしたテイクアウト店で買う際のポイントは、2つ。 まずは、ベジタリアン・ヴィーガン用のメニューやオプションがあるかどうかを確認しましょう。 それが一番簡単で確実です。 まずはそれを頼んでみましょう。 もし、それが気に入らない、 またはヴィーガンオプションがない場合は、 カスタマイズしやすいかどうかを考えましょう。 中身が決まっている料理だと あれこれお願いしなくてはいけないので面倒ですし、 思ったような完成品になりにくいです。 今回は、イリノイ州(アメリカ中西部)で手に入る、 ファーストフード系のお店のテイクアウトをご紹介します。 サブウェイ(サンドイッチ) どこにでもあるので、困ったときには入ってしまう、そんなお店です。 旅行先でもよく入ります。 サブウェイでは、 決まったメニューもありますが、 パンの種類、 タンパク質の種類、 野菜、 ソースの種類、 温めるかどうかまで、 すべて毎回客が注文することができるので、 ヴィーガン的にとても気楽です。 とはいえ、 以前はベジタリアン系のメニューは 「ベジー・ディライト」というものしかありませんでした。 参照元:https://www.subway.com/en-sg/menunutrition/menu/product?ProductId=4122&MenuCategoryId=356 これはたんぱく質になるものがなかったので、 野菜とマスタードだけ、 みたいなサンドイッチになり ボリュームに欠ける感が否めませんでした。 ところが最近、ベジ・パティという新商品が出ました。 参照元:https://www.subway.com/en-sg/menunutrition/menu/product?ProductId=4122&MenuCategoryId=356 野菜のはんぺんみたいなもので、 これをたんぱく質のセクションで入れてもらえます。 これでばっちり。 ボリュームのあるサンドイッチが完成します。 私が注文するときは、 全粒粉のパン、 野菜は全部入れてもらい、 チーズなし、 野菜パティ、 ソースはマスタード、 オーブンで少し焼いてもらいます。 これで立派なランチになります。 ジャージーマイク(サン...

ヴィーガンあるある【6選】

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私はヴィーガンの食生活になり10年以上たちますが、 少しずつ、食べ物や食生活に関して、 意識的、 また無意識に変化してきました。 同じヴィーガンの人なら「そうそう」と共感してもらえることもあると思い、 書き出してみました。 買い物がすぐ終わる。 スーパーに行くとき、 野菜、 フルーツ売り場を中心に、 買うものの種類が、 雑食の人と比べて少ないので、 買い物があっという間に終わります。 スパイスが増える。 レシピを探す過程で、 インドなどベジタリアン向けの料理を学ぶので、 スパイス類が増えていきます。 私のキッチンの引き出しも、スパイスが結構入っています。 豆や豆腐食品を使いこなせるようになる。 たんぱく源が豆や豆腐など、 豆関連になっていきます。 アメリカに住んでいることもあり、 豆腐は固さが5種類くらいあるので、 お味噌汁や鍋に入れる以外に、 お肉のように焼いたりすることも増えます。 また、豆の種類も大豆以外に覚えて使えるようになります。 私のお気に入りは、ひよこ豆と、レンズ豆。 外食する前に、メニューを確認する。 自分で予約する場合でも、 他の人が予約する場合でも、 行く前にどんなベジ系オプションがあるのかを 確認するクセがつきます。 そして、行く当日に、 時間をかけて悩み周囲に迷惑をかけないようにするのです。 肉や魚のにおいにものすごく敏感になる。 例えば、 お寿司のにおい、 スーパーやマーケットでの鮮魚コーナーでのにおい、 肉を使った料理のにおいなど、 以前は気にならなかったにおいに、 かなり敏感になります。 かつおだしなのか、 昆布だしなのかも、 すぐわかるようになります。 社交の場や外食の前に、少し食べてから行く。 これは状況にもよりますが、 特に、自分のコントロールがほとんどきかないな、 と思う場合は、 レストランで食べるものがなく、 空腹のまま食事の時間を過ごさなくてはならず 大変な思いをすることもたまにあるので、 事前に自宅で少し何か食べていくときもあります。 そうすれば、 枝豆とサラダくらいしか食べるものがなくても、 楽しく会食の時間を過ごせます。 おわりに いかがでしょうか。 ヴィーガンの食生活をしている人なら、 「そうそう」とうなずいてくれる内容ではないかと思います。 世の中で生きていくために身に着けた知恵。 これからも賢くヴィーガン生活をし...

ヴィーガン食生活で大切にしていること(調理方法編)

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この食生活になってから、自炊する頻度が高まりました。 とはいえ、動物性じゃなければ何でもいいというわけではありません。 いつもの食事を準備する時、 調理方法で気を付けていることがいくつかあるので、 ここにまとめておきます。 不要な食材を家に置かない これは雑食生活から、ヴィーガンの食生活に切り替えるときに行ったことなのですが、 それまで食べていた動物性の食品(肉、魚など)に加えて、 白い砂糖、 揚げ油など、 これからは使わないと決めたものは、 もったいないと思っても、 潔く処分する、という意味です。 少し勇気がいりますが、 視界から消してしまう、 手元からなくせば、 使わない方法を考えますので、 自然と健康的なヴィーガンの食生活に移行できます。 調理済みのもの、精製されたものを買わない 例えば、 ポテトチップス、 ジュースなどのお菓子類、 お惣菜など自分で調理していないものは、 なるべく買わないようにします。 お惣菜は、どうしても時間がない時には買ってしまうこともありますが、 ヴィーガンで探すとなかなかないので、 買う頻度はかなり低くなります。 こうすると、 脂肪分、塩分などをとりすぎない 健康的な食生活に移行できます。 油と砂糖との付き合い方 油の使用は最小限にします。 揚げ物は誕生日など特別な日だけにします。 白砂糖もなるべく使わないようにして、 メープルシロップやデーツシロップなどで代用します。 これだけで、だいぶ健康的な食事になると実感しました。 外食してフライドポテトなど食べると、 あとでものすごく胃がもたれたり、 顔がむくんだりして、 体調が悪化するのを感じます。 最後に あまりたいしたことではありませんが、 上記の内容を守りながら毎日料理していると、 健康的な食生活になりますし、 キッチンも汚れないです。 小さなことからコツコツと、を守って、 これからも楽しくヴィーガンの食生活を続けたいと思います。